ハイブリッド車はエンジンとモーターを組み合わせて走行しています。 燃費を向上させるために二刀流の使い分けをする訳ですが、制御技術がものを言います。 そこで試行錯誤で改善されていく制御プログラムのバージョンアップをTOYOTAのお客様相談室に交渉してみました。 TOYOTAのお客様相談室で再三のメール&電話攻撃(笑)で制御プログラムのバージョンアップについて交渉しました。 客相の質問・要望メールは360文字の字数制限があります。 1度のメールでは伝えたいことが表現し切れません。 そこで、執拗なメールを何度も出した訳です。(^^; (電話は仕事があるので困難です。) まず、制御プログラムのバージョンアップを切望する理由を理解してもらえないといけません。 (理由の概要は「エンジン停止制御に問題がある」です。) 何度かやりとり(客相から詳細確認の電話もありました。)するうち、ようやく当方の意見を理解してもらえるに至りました。(^^; 次に本題です。 制御プログラムのバージョンアップは可能か交渉です。 ハイブリッド車に限らず制御プログラムのバージョンアップはガソリン車でもディーラーを通じて要望はあるそうです。 技術的には充分可能でも制御プログラムの変更は別の車に変わることを意味し、国への届け出が必要で事実上不可能との予想された結論でした。 食い下がりましたが、状況を変えられる訳でもなくクレーマーになるのも辛いのでとりあえず客相経由での交渉は諦めました。 ただ、得るものもありました。 客相が開発部隊に確認してくれて、エンジンのアイドル回転チェックの存在が不都合なシーンを招くことを認めてくれました。 (エンジンのアイドル回転チェックについては「半ハイブリッド状態」という表現でエスハイオーナー白のEPVさんにより具体的に発生条件が解明されています。詳細はおとおるさんのHP燃費バイブルの記事を見て下さい。) エスティマハイブリッドは水温が70度以上に達したときエンジンのアイドル回転チェックを行う仕様になっていて、確認完了は停車時なので走行条件によっては無駄なアイドリングが続くというものです。 客相の人も「ディーラーのメカニックにこんな話を持ちかけても意味が通じないですよね」と苦笑していました。 アイドル回転チェックの仕様が原因でストレスをためているオーナーがいることを開発部隊に伝え、今後の開発の参考にしたいとのことでした。 しかしながら、プログラムの変更をしてもらったエスハイオーナーさんもみえるようですし、 次は別の手段で交渉を試みてみます。(笑) |