ラジエターカバーの取付


冬は気温が低く暖房によりエンジン水温が下がりすぎる場合があります。
モーター走行や停車でエンジンが停止するハイブリッド車は特に水温低下は燃費に影響します。
冬場限定でラジエターカバーを取り付け、エンジン水温低下を防ぐことにしました。
ラジエターカバーはエスハイオーナー白のEPVさんのアイデアです。
取り付け後に水温変化の調査までしてくださった白のEPVさんに感謝!!(^^)





ラジエターカバーの製作

A4クリアファイルを切り開いたものを2枚つなぎ合わせます。
これでA2サイズのカバーになりますが、ラジエター全ては塞ぎません。
ラジエターはエンジン冷却水とCVT冷却水を冷ます一体型のもので、エンジンルームに向かって左側がエンジン冷却水です。
ちなみにラジエターサイズは幅726mmで、向かって左のエンジン冷却水用が幅593.4mmで高さ449mm、 向かって右のCVT冷却水用が幅132.6mmです。
全面を覆う場合は幅593.4mm、高さ449mmのカバーを取り付ければ良いと思います。

(補足事項)

ラジエターはCVTオイルクーラーとも一体になっています。
幅726mm、ラジエター下部30mmがオイルクーラーと思われます。
こだわる方はラジエター最下部までカバーをしない方がよいかも知れません。
高さを449mm以内にして上部で固定すればオイルクーラーを塞ぐことはないはずです。

(参考)

今回のDIYで利用する規格寸法
A2:594×420mm A3:420×297mm A4:297×210mm
B3:515×364mm B4:364×257mm


製作したラジエターカバーを画像の位置に入らなくなるまで入れます。
20cm程度余ります。
余った部分は取り外す際に便利なのでそのままにしておきます。
ラジエターカバーの取付




ラジエターカバーの固定
ラジエターカバーは入れ込む際に抵抗があるので簡単には動きません。
テープ止めも不要です。
クリアファイルの凹みがラジエター固定金具の位置に合うので、
カバー固定に利用します。



取り付け後の水温は夏場と同じか低いくらいです。
ただし、低速で峠を長時間かけて登るような場合はオーバーヒートする可能性がありますので取り外した方が無難です。
走行条件によってはオーバーヒートしないまでも水温が100℃を超える場合があるとの情報を得ました。
取り外すのは不便なのでラジエター冷却ファンに合わせて穴を開けるのがよさそうです。

水温計が取り付けてある場合はオーバーヒートも事前に把握できるのでオススメのDIYです。
春になったときに取り外すことをお忘れなく!



−−− 白のEPVさんがスキー場へ初滑りに行かれた際の山岳路での水温調査結果 −−−


結論は、
高速、一般道ともにまったく問題ありません キッパリ。
シャッター形式にして、いつでも取り外せますが
必要ありませんでした。

外気温は6〜3℃でしたが暖房を使うことで
むしろ平野部のいつもより水温は上がりません・・

最高で高速88℃、一般道92℃

駐車場手前の曲がりくねったスピードの出ない登り坂で
ピークを迎えましたがヒーターを強くすることで最後には下降。
駐車場においては90℃に下がっておりました。

オーバーヒートが心配ならば暖房温度を上げてください。
そのヒーターですが高速ではあまり暖かい風が出てきませんね(笑)
水温は85℃前後で急坂でやっと88℃になります。
スピードが落ちて初めてヒーターらしくなる といったらオーバーか?
エスの方で考えている気がします・・(笑)

水温計のない皆さん!
安心してください。
シャッターを空ける(外す)ことは冬の間はまずないでしょうね、EPV号は。
ものぐさ人のEPVはヤバイと思えば室温を上げちゃいます。
暑くなれば窓を空ければよい・・(爆)

そして これからが防寒シャッターの真価!
うれしい報告です。

暖房はオフですが、帰りの下り坂での話。
エコの為には回生の為にもエンジン停止走行で行きたい訳ですが、
水温ギリギリ42℃!
もうすぐ40℃を割ってエンジンが掛かってしまうな〜
と思っていてもナカナカそうならずに最後まで止まったままで
結局、エンジンが掛かったのは満充電に成ったからでした〜

これぞ!カバーの成果だと思います。
これで燃費が向上しない訳がない!